シストラン社、翻訳精度調査「The Intento 2021 State of Machine Translation Report」において最も翻訳精度が高い評価を獲得

AI翻訳の先駆者として50年以上の歴史を持つシストランジャパン合同会社(本社:東京都港区、日本代表:江上聡、以下「シストラン社」)は本日、Intento社とTAUS社が合同で実施した翻訳精度評価「The Intento 2021 State of Machine Translation Report」において、シストラン社のAI翻訳エンジンが、最も翻訳精度の高いエンジンとして選ばれたことを発表しました。さらに、今回の評価では日英のみならずシストラン社が最多の6言語ペアで最高評価を得ました。

選ばれた要因として、他社に比べて長い文章の翻訳を、翻訳精度が高いまま可能にした点が挙げられます。一般的に、人間が翻訳する場合でも、長い文章を翻訳する難易度は上がります。その一方で、シストラン社のAI翻訳エンジンは、特に長文の専門文章を翻訳することに長けています。これは創設以来、シストラン社のシステムが専門性の高い長文翻訳を必要とする企業などで数多く採用されていることに起因します。

同調査は、Intento社とTAUS社が合同で実施し、商用の機械翻訳(MT)プロバイダーを対象として2021年に行われました。今回発行されたレポートでは、24の商用のMTエンジンの最新の翻訳結果を用いて、7つの分野(教育、金融、ヘルスケア、ホスピタリティ、法務、エンターテインメント、一般)と13の主要言語ペアにおける異なるMTエンジンのパフォーマンスを評価しました。

シストランジャパン合同会社日本代表である江上聡は次のように述べています。「この度、「The Intento 2021 State of Machine Translation Report」にて高評価を獲得できたことを大変光栄に思います。グローバル化やデジタルトランスフォーメーション(DX)化が進む中、国際的に活躍するお客様の日々の業務を少しでも効率化できるように取り組んでまいりました。翻訳ツールは今後もますます重要性が高まると考えています。そこでお客様のITインフラストラクチャーの一部として導入していただけるように、これからもお客様のデータを守りながら、精度の高い翻訳エンジンをお求めやすい価格で提供してまいります。」

Intento社について
Intento社は2017年にシリコンバレーに設立されたスタートアップ企業で、「どの翻訳エンジンを使ったら良いかわからない」という企業に対して、1つの統合型プラットフォームで様々な翻訳エンジンが使えるサービスを展開している。特許取得の統合技術を利用したIntento AI Hubは、様々なAI翻訳エンジンを多数のエンタープライズソフトウェアとつなぐことが出来る統合型プラットフォームで、小売から旅行業界、グローバル企業のローカリゼーション、コンテンツ管理、カスタマーサポート、マーケティング業務で使われています。詳細については、次のサイトをご覧ください。https://inten.to/

TAUS社について
TAUS社は、世界の翻訳業界で機械翻訳などのイノベーションを推進するシンクタンクです。企業向けの翻訳品質評価サービスや言語データリソースの提供、翻訳市場のマーケットリサーチ等のサービスを提供しています。詳細については、次のサイトをご覧ください。https://www.taus.net.

SYSTRAN(シストラン社)について
シストラン社は、1968年に世界初の自動翻訳開発企業として米国カリフォルニア州サンディエゴ市で創業されました。1986年に、本社をフランス・パリ市に移転し、2019年には、国内のお客様をサポートするため、日本支社を設立しました。これまでのイノベーションとして、世界初の「オンライン翻訳ポータル」や、ハーバード大学と共同で世界初の「ニューラル翻訳システム」を開発しました。シストランが提供するAI翻訳ソリューションは、米国政府をはじめとする各国政府や国際機関、また、フォード社、アドビシステムズ社、ファイザー社といった世界をリードする大手グローバル企業でも多数採用されています。様々なコンテンツを、最先端のAI翻訳技術で迅速に多言語展開することで、世界中のお客様満足度の向上に日々貢献しています。詳細については、https://www.systran.co.jpをご参照下さい。